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[上級システムアドミニストレータ連絡会 活動実績]

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メーリングリストでの活動
上級システムアドミニストレータ連絡会恒例<×000番の記録>
(×000番めの発言をした会員が、過去1000発言を振り返り、その内容をまとめたものです)
●メーリングリスト2000発言突破!!(1998年11月2日)
  2000番をGETされた梅田昌信さんからの寄稿
「上級シスアドメーリングリスト2000発言目を獲得して」
 「恒例」の1000発言毎に記念文を掲載できるという幸せに、なにも知らぬまま
入会10日目ほどでめぐり合えてとても幸せ(?)です。励ましてくださる方々も
あったので、無謀にもそれを引き受けることにしました。1001番からの1000
メール分をダウンロードして印刷し、読んで見たらこれがとても面白い。
 バーベキューの鉄板を手配する打ち合わせメールあり、情報システムの在り方を大
上段から述べた刺激的論文あり、ハードウェアやソフトウェアの情報提供ありで話題
の範囲が広く、かつ本当にこれが「エンドユーザーの代表」かと思うほど奥が深いの
です。残念ながら私には難しすぎる話題もあり、「何も知らない上級シスアド」と反
省することしきりではありますが、これはとりもなおさず上級シスアドが日常業務の
中でカバーしなければならない分野の広さを物語っていると思います。
 話題もタイムリーです。コンピュータウィルスの例などはその時にこの情報があれ
ば無用の心配やアジテーションに惑わされることなく、冷静に対処できたに違い有り
ません。
 このsd-mlは多様な人が容易に一つの場を共有出来るというネットワークが産み出
す利点を良く生かしていると思います。肩書きだけがすべてではないことはもちろん
ですが、一部の方の署名部分を見るだけでもその多彩な顔ぶれとすばらしさがわかり
ます。
 ここでは非常に多くの事柄が採り上げられ、しかも一つの話題がいくつもの問題へ
と分岐していて、この1000発言の中だけでも数十もの多様なテーマが論じられて
いますが、特に私が興味を持ったところからほんの少し拾ってみます。
・税務調査での電子帳票の取り扱い
税務調査のためという名目で本来必要でない資料まで作成させられるのは理不尽とい
うことが法的な根拠も参照しながら語られています。
・Windows98を利用するか
企業ユーザーはほとんどWin98へのアップグレードはしないようですね。でも個
人の好奇心は止められないというところでしょうか。
・コンピュータウィルス対策
コンピュータウィルス自体だけでなく、うわさや不正確な知識が問題を引き起こす場
合も有るという例です。
・企業診断への草稿
一つの文章がブラシアップされていく様子が目の当たりに出来ます。「この部分は読
者がもっと知りたい」とか「これは関心がないだろう」などの指摘はなるほどとうな
ずけます。操作案内など文章を作る機会が多かったのでとても参考になりました。
・研修会などの打ち合わせメール
この連絡会ではいくつかのプロジェクトが走っています。研修会、電子出版、ホーム
ページなど会を運営する中心となるスタッフはほんとうにご苦労様です。事後のフォ
ローまできちんと処理されています。
・ERP不要論
議論の途中から読む事になったのですが、ある大論文をきっかけにして論じ続けられ
ているようです。論点も「クイックブックについて」など広がりを見せています。
ただ途中から読むと内容や論点を追いかけるのが難しくなります。「私の公開意見」
のようなコーナーをホームページ上に設けて載せることが出来ると大論文も見易くな
り、それに対する意見ももっと出しやすいだろうと思いました。
・資格商法
ちかごろ流行ですね。受験者のみなさんはひっかからないように。
・PCのリース期間
何と言ってもPCがなければシスアドも無用の長物です。PC導入のためにはリース
や買い取りなどの知識も大切です。コンピュータの寿命とのかねあいで短い期間設定
する場合があるというのは参考になりました。
・2000年問題
各コンピュータメーカーのサイトが列挙され、大変役立つ調査資料になっています。
またエクセルでの表示実験も行われています。こうなると末端のユーザーにとっても
ほんとに身近な問題です。
・HBA資格
「日本生産性本部」が「社会経済生産性本部」に名称が変わっていたとは知りません
でした。
・東京地区の宿題
このころ私は入会しました。そして宿題の督促メールを見た時にはほんとに驚きまし
た。私は新参者の免除特権により救われましたが、でも「きびしい!」

 最後になりましたが、この「sd-ml」の水準を維持されているのは吉野議長以下の
スタッフの不断の努力の成果だと思います。また会員の皆さんの提起される問題や回
答にその真摯なシスアド像が浮かび上がってきます。皆様に感謝いたします。
 シスアドがひたむきに自らの使命を自覚し行動していく限り、本会の未来は明るい
と言えるでしょう。


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